深蒸し茶の淹れ方
美味しく飲むために
どんな淹れ方をしても美味しく飲むことができる五明茶ですが、生産者である茶農家が勧める淹れ方をご紹介します。
まず、人数分の湯呑みを用意し、その湯呑みにお湯を注ぎます。
沸騰したお湯を湯呑みなどに移し替える事で5〜10℃の湯温が下がるので、湯呑みを温めながらお湯の温度を下げることができます。
そのため、ご家庭では温度計で測らなくても、お湯を適正温度と言われる70〜80℃に調整することができます。
お湯がある程度冷めたら、急須にお湯を注ぎます。
急須に入れる茶葉は、1人あたり3g(茶さじ1杯ぐらい)を目安に入れます。
お湯を注いだら、40〜50秒ほど待ちます。
深蒸し茶の五明茶は時間をおきすぎると、茶葉の渋みなどが多く抽出されてしまいますので、あまり時間をおかずに飲むことができます。
時間が経ったら、湯呑みに少しずつ順番に注いでいき、お茶の濃さが均等になるようにします。
最後の一滴まで絞り出すように湯呑みに注ぎ、急須の中にお湯が残らないようにします。
お湯が残っていると茶葉が急須の中で開いてしまい、二煎目のお茶が渋みやエグ味が多くなってしまいますのでご注意ください。
お茶を保存するには
茶葉の保存方法は、茶缶に入れて常温のまま保管してください。
冷蔵庫で保管してしまうと、茶葉に冷蔵庫の臭いが移ったり、湿気の原因になります。
お茶を楽しむには
お気に入りのお菓子と一緒に楽しんだり、お気に入りの湯呑みや急須を見つけたりとお茶の楽しみ方は様々です。
珈琲や紅茶のよう毎日楽しめるような身近な存在です。
いろいろな淹れ方を試して、お気に入りの深蒸し茶の味を見つけてください