深蒸し茶の互評会in製茶機械屋さん

製茶機械屋さんに招待され、深蒸し茶の互評会に行ってきました。
掛川の深蒸し茶がたくさん並んでいました。

去年のお茶を製茶機械屋さんの方で保存してくれるので毎年このような勉強会が開催されます。

去年のお茶と、今の時期の天候や気温などを予測し今後の管理や今年の深蒸し茶を作るにあたって製造に気を付ける点などを検討します。

深蒸し茶を実際にお湯に出して審査!!

こちら、去年の五明の深蒸し茶です。
他の製茶工場のお茶もずらずらとたくさん並んでいました。

実際にお湯を入れて審査。

お茶の審査をするときは・・・

  • 茶葉の量
  • お湯を注ぐ量
  • お湯を注ぐ時間
  • 茶葉を取り出すタイミング

など、全て一定のタイミングで行います。
また、お湯は熟騰させてカルキの臭いが全くしない状態にしておきます。

お茶碗にお湯を注いだら、香りや味の審査を行っていきます。

今年の深蒸し茶は??

今年は桜の開花がとても遅れている状況ですが、お茶の成長も遅れています。
九州では例年、静岡より数週間早くお茶の刈り取りが始まりますが、九州の方でもお茶の成長が例外なく遅れているようです。
ですがこういった年のお茶は、時間をかけて成長するぶんお茶が美味しくなる傾向があります。
ですのでお茶の品質にはとても期待のできる年になりそうです!